全信組連を選んだ理由:

私らしさを活かせる、そんな雰囲気に魅せられて

スタート当初は多種多様な業種を見ていた就職活動も、徐々に金融業界に絞られていきました。姉や友人が金融業界で働いていたので、具体的に仕事の話を聴けたのも大きかったですね。クレジットカード会社や生命保険会社などから、徐々に銀行そして全信組連へと興味が絞られていきました。

決め手になったのは、面接でした。ほかの面接は、私が答えるだけの「聞かれる面接」でした。でも全信組連では、志望理由や学生時代のエピソードだけでなく、趣味の音楽の話など話題も幅広く、面接官の話なども飛びだす感じ。盛り上がって、終始笑顔で過ごせる「話せる・話してもらえる面接」だったんです。

その雰囲気に「人柄や素の部分を引き出し、受け入れようとしてくれている」というような安心感があり、ここでならリラックスして働けそうだと思いました。
入会後もそこにギャップはなく、意見を出し合える、協調性ある環境で伸び伸び働けています。

仕事内容:

信用組合の送金処理を一手に担う
相互扶助を体現する仕事

私の業務をひと言で言うと「資金中継業務」。
毎月のクレジットカードや給与、年金の振込口座を信用組合に設定している方への振込が、期日通り金額通りに支障なく円滑に行われるように、信用組合や企業口座からの引落額をチェックしています。信用組合の引落や振込の多くは、全信組連を中継しており、引落日前には、信用組合ごとにいくら引き落とされるかを明細表で確認しています。

その明細表通り問題なく引落されていればOK。されていなければ、営業店を通して、各信用組合の担当者に伝えるのです。引落では、信用組合で急な資金移動があった場合、残高が足りず、処理ができない場合があります。

「処理ができませんでした。残高が○○円不足しています」といった状況を、その信用組合の担当者に伝え、入金処理をしてもらいます。
約180企業分の処理が、毎月いろいろな期日にあるので、それぞれの送金日や手数料など、要領で確認しながら迅速に処理できるように心がけています。

なにより気をつけているのは、ミスをしないこと。年金の振込も担当しているため、1つのミスが信用組合の組合員にも影響を与えてしまう可能性があります。組合員や信用組合のためにも、常に緊張感を持って業務に取り組んでいます。

学生時代は、引落・振込は「行われて当たり前」だと思っていました。でも繊細さと正確さを求められる仕事が裏でその当たり前を支えているんです。そのことに驚きつつ、私もしっかり貢献しようと頑張っています。

伊藤 由依
社会人になる皆さんへのメッセージ:

自分にぴったり合っている
そう思える会社に出逢えるように

自分に合った就職先の面接は、話が弾み楽しく話せることが多いと思います。
ひとつの面接で上手くいかなくても、あきらめずにいろいろ受けていくうちに、自分に合った良い就職先に出会えるはずです。
今は精神的にも大変だと思いますが、努力が報われて、皆さんが自分に合った職場で働けることを願っています。


【とある1日の流れ】