全信組連を選んだ理由:

地域を支える信用組合を通じ
地域経済を元気にしたい

私自身が経済学部出身で、父親も金融系に勤めていたこともあり、金融業界を主軸に就職活動を行っていました。

お金は経済を動かす血液のようなもの、とよくいわれます。その意味で、金融業界は、国の経済活動に大きな影響を与える業界です。そんな仕事に、大学で学んだことを活かし、挑戦したいと考えていました。

系統中央金融機関である全信組連を選んだ理由は、地域金融機関である信用組合を通じて、全国の中小企業をサポートすることができるからです。日本企業の99.7%は中小企業であり、日本経済の根幹は、中小企業が支えています。
また、当会の「相互扶助の金融サービス」という特徴にも魅力を感じました。

学んだ知識を活かし、経済の血液であるお金をうまく循環させることで、地域を、そして日本経済を元気付けたい。そんな思いを持って当会への入会を決めました。

仕事内容:

信用組合の業務を支える
システム更改を成し遂げる

現在はシステム業務部に所属していることから、いわゆる「金融ならではの仕事」とは少し異なる業務に携わっています。

主な業務はシステム更改プロジェクトの管理・推進です。IT業界で言うところのPM(プロジェクトマネジメント)にあたる業務であり、具体的には、信用組合業界の共同センターシステムの更改プロジェクト全体における、設計から製造、試験といった各工程の進捗管理や課題、リスク管理をしています。当会の他部署と環境も少し異なっており、一緒に働く先輩の中には、システム分野の即戦力として中途入会した人も多くいます。そのスキルや経験、観察力、そして課題発見力など、日々学ばせてもらうことは多いです。

当業界の共同センターシステムについては8年に1度、システム更改を行っており、近々更改期を迎えます。現在はそれに向けて、日々プロジェクトを推進しています。プロジェクトのスケジュールに遅延が発生した場合やトラブルが発生した場合には、開発ベンダーやシステム子会社と協力し課題を見つけ、その解決方法を探り、遅延のキャッチアップやトラブルの解消を目指しますが、その中で経験豊富な先輩方に日々助けられており、彼らの仕事をそばで学びながら、早く追いつこうと頑張っています。

共同センターシステムは100を超える信用組合が利用しており、大規模なプロジェクトであることから、プレッシャーも大きいですが、同時にやりがいのある仕事でもあります。 現在ではシステムなしに業務を行うことは困難であり、システムはビジネスを動かすための血管のようなものといえます。そういう意味では、入会当時に考えていた「経済を良くして、日本を元気にしたい」という思いに近づいているのかなと感じています。

渡邊 大輔
社会人になる皆さんへのメッセージ:

多種多様な企業を知る中で
見えてくる自分の夢もあるはず

就活生という立場を最大限に活用し、多くの企業を見てください。
皆さんの中には「こんな仕事がしたい」「この業界で働きたい」ということが明確になっている人もいるかもしれません。それはとても良いことだと思います。

一方で、就活は様々な企業を知り、全く異なる考えを持つ人と出会える貴重な機会です。ぜひ広い視野を持ち、多種多様な業界について調べ、多くの企業に足を運んでみてください。その中で、意外な出会いがあるかもしれませんし、自分のやりたいことがより一層明確になるかもしれません。

就職活動は全てが思い通りにいくとは限りません。つらい時期もあると思います。それでも楽しむことを忘れず、就職活動に臨んでください!皆さんが良い企業と巡り逢い、充実した社会人生活を送れるよう願っています。


【とある1日の流れ】