全信組連を選んだ理由:

全国の信用組合のネットワークを活用し、地域を元気に

私は、金融業を中心に就職活動をしており、就職活動を通して、一括りに金融業といっても、様々な企業があることを知りました。その中で出会った企業のひとつが、全信組連でした。当会のような系統中央機関という組織は、就職活動を通じて初めて知りましたが、全国の信用組合を通して、各地域にある中小・小規模事業者や地域そのものを元気にするという明確な使命に魅力を感じました。また、系統中央機関として、専門性が求められる業務内容も当会を選んだ理由のひとつです。

仕事内容:

信用組合業界の状況変化に応じた調査・分析

信組支援部は、信用組合の経営状況を把握し、安定的な経営に向けた各種経営サポートを提案・実施する部署です。私の所属する調査分析課では、全国の信用組合の決算状況や、市場環境の変化による信用組合経営への影響度についての調査・分析を行っています。とりわけ、日本銀行のマイナス金利政策が導入された2016年1月以降、信用組合を含む金融機関の収益環境は大きく変化しており、信用組合業界への中長期的な影響を継続的に調査・分析することが、目下取組んでいる業務です。業務内容は各信用組合の経営状況把握といった「ミクロの視点」が求められるもの、金融業界・信用組合業界の動向把握等の「マクロの視点」が求められるものなど多岐に亘り、自身の知識・スキルの向上にも繋がっていると感じています。

黒子 翔一
社会人になる皆さんへのメッセージ:

出会い・繋がりを自身の糧に

ありきたりな言葉ですが、皆さんに「人との出会い・繋がりを大切にする」という観点から、2つお伝えしたいと思います。


1.様々な業種の説明会に行ってみる
社会人になると、自然と同業種の方と会う時間が多くなります。就職活動は、様々な業種の方と直接話せる貴重なチャンスであり、それは就活生の特権です。
業種に捉われず、多くの方の話を聞くことは、社会人としての視野を広げることに役立つと思います。

2.職場以外のネットワークを広く持つ
学生時代の友人のほか、社会人サークル等で出会う共通の趣味を持つ友人など、幅広い年代や職種の方と接点を持つことです。


私自身、世代も業種も違う方の話を聞き、時には業務に生きてくることもありました。
最後に、皆さんが社会人として良いスタートをきれるよう、願っています。